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海外展開の情報一覧

2023.11.24

日医工/OMETA共催「日本/中国の医療状況の意見交換会」が行われる

 2023年6月29日、日医工と海外医療機器技術協力会(OMETA)共催による「日本/中国の医療状況の意見交換会」がパシフィコ横浜会議室で開催された。これは中国の医療関係者の来日に合わせて行われたもので、中国の医療機器開発の現状と特徴、中国医療機器市場の状況、病院および医療技術の現状等について話し合われた。(広報企画委員会)



2023.8.30

日医工とOMETAの共同企画による医療機器の海外展開について座談会を開催

 2023年5月16日、医療機器の海外展開の現状と課題についての座談会が、日本医療機器工業会と(特非)海外医療機器技術協力会(OMETA)の共同企画により開催された。矢野守氏(国際政策委員会委員長/OMETA)をオブザーバーとして、山田医療照明(株)、フクダ電子(株)、(株)島津理化、シスメックス(株)、サクラ精機(株)、アトムメディカル(株)、パラマウントベッド(株)、日本光電工業(株)の担当者が集まり、意見交換が持たれた(広報企画委員会)



2022.5.17

日本が提案した高頻度振動人工呼吸器(HFO方式)がISO国際標準化規格に登録。株式会社メトランの中根伸一氏を取材

 日医工会員企業の株式会社メトランが開発した高頻度振動(HFO:High Frequency Oscillation)人工呼吸器が、2021年にISO国際標準化規格に登録され、新しい規格として発行された。新規格策定プロジェクトの中心人物となったISO/TC121国内委員であり、HFO人工呼吸器の開発製造者である中根伸一氏にお話を伺った。(広報企画委員会)



2021.8.23

WHO推奨医療機器要覧掲載の意義とメリットを提言

 国連総会においてUHC(Universal Health Coverage)の達成が掲げられているが、そんなUHCの取り組みの一つに「WHOの事前認証及び奨励の取得」、「途上国向けWHO推奨医療機器要覧(以下WHO推奨要覧)の作成」がある。WHO推奨要覧への掲載は、医療の国際展開を推進するに当たり有効な手段として考えられており、その意義とメリットを紹介している。(国際政策委員会)



医療機器分野の海外市場への展開を積極支援

 日本政府が推進する「日本再興戦略」における医療機器分野の海外市場への展開を支援しています。具体的には「外務省、JICAが実施しているODAを活用した中小企業の海外展開支援」、「ODA保健医療分野の新規案件に関する無償資金、円借款プロジェクトの情報収集および勉強会」、「海外の医療機器規制、医療機器輸入登録手続きに関する情報収集」などを行っています。
 6月30日(金)はデンマーク大使館において欧州医療機器規制の勉強会、7月にイラン大使館においてヘルスケアセミナー、9月には都内にてASEAN/ロシアの医療機器規制勉強会を行います。

高頻度人工呼吸器(HFO)の国際規格作成を提案

 ISO/TC121(麻酔器および呼吸器関連)国内委員会は、大村委員長が平成28年1月よりSC3 Chairman に就任されたこともあり、ますます活発な活動を行っております。人工呼吸器分野では、日本から高頻度人工呼吸器(HFO)の国際規格作成を提案し、日本が主導して作業を進めていくことになり、経済産業省より3年間助成金をいただけることになりました。また、非侵襲血圧計やオキシメータの規格作成にも、日本が大きな影響力を持てるようになっております。
 医療機器の性能と安全性は、すべてISOおよびIEC規格で規定されており、これに適合していなければ、各国の許認可を取得できないため、輸出が不可能です。我が国は長年にわたり、国際規格が制定されると、それを翻訳してJIS化を図るとともに、後追いで自社製品を適合させることに努めてきました。しかしながら、輸出を伸ばし、世界戦略製品を開発するためには、国際規格作成作業に最初から関わり、自社に有利な規格作りをしなければなりません。国際規格会議は企業間の争いの場であり、これに参加するには、その能力を持った人材育成が必要であり、日本で開催される国際会議にオブザーバとして加わるのが最高のトレーニングになります。

直近では次の国際会議開催が予定されております。
「ISO/TC121/SC3中間会議」
・開催予定時期:2018年1月
・開催予定場所:帝京大学溝口病院研究棟(神奈川県川崎市)