理事長メッセージ
創立50周年記念祝賀会を
盛会のうちに終えて想うこと
― こうした節目は「点」ではなく「線」で ―
― 但し「点」は、時局にあったタイムリーなポイントで ―
<始めに>
8月28日(水)猛暑の中、数百人からの「政・官・学・産」の方々に御来場いただき、創立50周年を祝って頂きました。そして翌日には、多くの方々から様々なメールを頂戴しましたが、その中の行政幹部のお1人の方から「仕事柄、多くの関連団体の行事に参加するが、昨日ほど多勢の行政幹部の姿を見かけたのは稀なことで、それだけ貴団体の動きを行政も関心を持っているということでしょう」という有難いコメントも頂きました。その魅力の1つには、今回「日本の医療機器の国際展開の促進に向けて」なるテーマで特別講演をして頂いたMEJ理事長の渋谷健司先生のお話や、自らが本部長となって「厚労省国際保健ビジョン」をまとめ上げられた武見敬三厚労大臣から寄せられた動画ご挨拶なども勿論、入っていることでしょうが、何れも「グローバル・ヘルス」「UHC」など、タイムリーなポイントに結びついていることもあったことでしょう。
<節目は、そのとき限りでなく「線」で>
(例1)毎年、世界中から「万」単位の人々が参集する国際展示会、ドイツ・デュッセルドルフの「MEDICA」や、中東ドバイの「ARABHEALTH」の向こうを張って明年、大阪で6月末の3日間「JAPAN HEALTH(今後、定期的開催も)」への日医工ブース出展。etc.
(例2)諸々の企画に結びつく可能性もあり、様々な社会貢献へも連なる「クラウドファンディング(CF)」の実行などもあります。
< 結びに >
今後、日本のヘルスケア産業が、まさに「安定供給、医療DX」を旗印に伸びていくには、14億の民を擁するアフリカ迄も視野に入れた、文字通り「グローバル・ヘルス」戦略は欠かせないでしょう。
しかしその前に、我が愛する日本では「南海トラフ、首都直下地震」等の緊急対応医療も考えなければならず、「遠隔医療・医師の働き方改革」等への対応も「
―以上―
一般社団法人 日本医療機器工業会
理事長 松本 謙一