ホーム / 理事長メッセージ

理事長メッセージ

菊月(9月)・神無月(10月)に想う
―「空気を読む・風を読む・深く読む」力―

ヒューマノミクス

 昨今あらためて「人材育成」の必要性が説かれる。しかし、こうした場合どうやって「育成するのか」という「方法論」に偏っていないであろうか。むしろ「方向性」から入っていくべきではと思う。即ち先ず①ヘルスケア産業に魅力を感じて入ってくる人材を確保する ②そうした人材の特性(開発・製造・営業など)に応じた育成 ③育成された人材の活用方法― という3段階に分けて考えれば、自ら夫々の段階ごとに団体としてやるべきこと、企業としてやるべきことが明らかになってくる。これぞ「アベノミクス」に準拠する「ヒューマノミクス」にも繋がるものと言えよう。

ウーマノミクス

 最近、政府は「一億総活性化・女性活用」を強調する。とりわけ「女性は日本経済の潜在力」とした政策は具体的に広がりつつある。ゴールドマンサックスが女性と経済を重ねた造語「ウーマノミクス」を唱えて十数年。日本でも漸く実り出したといえようか。現に本紙編集委員にも昨今は会員企業から3人の女性スタッフが加わり、一段と新鮮味が出てきているとお感じではないだろうか。

ダブル改定の意味合い

 日々のメディアにも「IoT、AI、ビッグデータ、ロボティックス、再生医療」等の言葉が日常的に飛び交うし、勿論、我々ヘルスケアを業とする人種は些かなりともかじっていなければ前途は難しい。しかし一方で、高度先進医療が進む程にコストもかさむし、高齢化が進み、それも非健康寿命が伸びる事により、「医療費・介護費・福祉費」の増加は無視出来ない。「人生100年時代」といわれる今日だからこそ、来年4月に予定されているダブル改定(医療保険・介護保険)から目が離せない。

―以上―

一般社団法人 日本医療機器工業会

理事長 松本 謙一