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理事長メッセージ

水無月(6月)に想うことごと
― 激動の時代への対応 ―

<IT 化・システム化・グローバル化>

 「3つの何れも、言葉としては既に世俗化しているし、現代企業にとっての「3 種の神器」ともいえよう。
 しかし、夫々の中身を考え、いざ実行していこうということになると、夫々なりに企業の自助努力を要する事は勿論であろう。「グローバル化」1つを例にとっても、ただ安易に「海外の展示会に出展・見学する」「外国語を流暢に話す人がいる」等々だけではどうしようもない。「地域・市場に合った『イノベーション/リバース・イノベーション』の使い分け」「無償・有償を問わずODA 案件対応」「納入据付後のメインテナンス体制」「ユーザー・代理店の現地・日本における研修」「地産地消に合わせた現地でのSKD・CKD」「人材育成」等々、ざっと挙げても記しきれない。その上、昨今の世界的な政治・経済情勢の激動に如何に対処するかを考えずして、企業戦略としての「グローバル化」など安易には語れない。

   

< 協業志向>

 何れにせよ、これからの時代、ヘルスケア分野でも「一社完結型」は無理で、国の内外、業種の如何を問わず「協業化」なくして「イノベーション」は語れない。「ビジネス・マッチング」への挑戦であろう。その場合、徒らな「競争心」は捨てて、「平へいじょうしんこれどう常心是道」という「道どう」が大前提である。

<UDI の法制化>

 医療機器の「安全管理・効率化」の為にも不可欠な「UDI(個体識別)」の法制化への動きが活発化している。オール・ジャパン体制で発足した「医療トレーサビリティ推進協議会」の促進や「R-SUD」の為にも、産業界としても「小異を捨てて大同に就くべき時」が来た。「政策提言」をしよう!

―以上―

一般社団法人 日本医療機器工業会

理事長 松本 謙一